2015年8月16日日曜日

iOS 8.4.1へアップデートしました

8月15日にiOS 8.4.1がリリースされていました。



このリリースにはApple Musicに関する機能改善と修正が含まれています。
  • iCloudミュージックライブラリをオンにできない問題を解消
  • Apple Musicがオフライン再生可能な曲のみを表示するように設定されていたために、追加した曲が表示されない問題を解消
  • 選択できるプレイリストがない場合に新しいプレイリストに曲を追加する方法を追加
  • ほかのデバイスで違うアルバムアートワークが表示される問題を解消
  • アーティストがConnectに投稿するときに起こるいくつかの問題を解消
  • Beats 1の再生中に“ラブ”をタップすると正しく動作しない問題を解消
このアップデートのセキュリティコンテンツについては、次のWebサイトをご覧ください: http://support.apple.com/ja-jp/HT201222


 アップデートはおおよそ20分ぐらいで終わりました。今回はダウンロードのリクエストから始まり、ダウンロード後アップデートしました。

 iOS 8.4からサービス開始となったApple Musicの不具合の修正です。私は一ヶ月半使用しています。日本のレコード会社ではavexがApple Musicへの参加が積極的です。

 日本でApple Music, AWA, LINE MUSICのサービスが開始され、有料ストリーミングサービスの競争が始まりました。楽曲の作り手と聞き手、その間を取り持つサービスとなり得るのか?

 人の声はおよそ180M離れると聞き取るのが困難になる。仮に180平方メートルの会場に人が1メートル間隔で並べば3万2761人は入る。アカペラではホールの設計をしっかりしても全員は満足できないだろう。180M後ろの人はアーティストの表情を読み取れないかもしれない。これを増幅器を用いいて、更に大きなスクリーンを活用すればドームツアーが可能になる。観客を一箇所に集めて興行する時は8万人が限界で体験の質もバラバラである。

 CDという物理メディアは生産コスト(費用・時間)と流通コスト(費用・時間)が必要であった。この次元からパラダイムシフトしたのがインターネットによる情報の増幅&伝達である。生産コストも減少し、流通コストの経路の部分はユーザが負担している。配信するサーバーの技術が重要でこの技術を持っているIT企業が市場を制覇するだろう。欲しいと聞き手が思ったら10秒足らずで聞くことが可能になってしまった。しかも定額制である。同時に何十万人をお客さんにすることも可能。インターネットはメディアアンプ(情報増幅器)なのである。

 忘れてはならないのは、人間の受容できる情報量は限りがあるということ。情報の胃袋が胃もたれを起こしてしまえば、暫くは聞いてもらえない。私は聞き手の取捨選択が常に求められている時代になったと感じている。